1. ホーム>
  2. 製品情報>
  3. PVDコーティング>
  4. 耐熱PVDコーティングAcro(アクロ)

耐熱PVDコーティングAcro(アクロ)

耐熱・耐摩耗・高密着を特徴とした次世代のPVDコーティングです。過酷な高温・高面圧雰囲気で使用される切削工具、鍛造金型、ダイキャスト金型、深穴形状金型等において寿命向上を実現します。
耐熱・耐摩耗・高密着を特徴とした次世代のPVDコーティングです。過酷な高温・高面圧雰囲気で使用される切削工具、鍛造金型、ダイキャスト金型、深穴形状金型等において寿命向上を実現します。

AlCrN(窒化アルミクロム)コーティング

―TiAlNコーティングはAlCrNコーティングへ進化―

Al含有窒化物は加工熱で最表面にAl2O3保護膜が形成されるため、Al成分が多いほど高温雰囲気で優れた耐摩耗性を示します。窒化物の強固なB1結晶構造を崩さずに含有できるAl量の限界は、TiAlNの約32at%(Ti:Al=35:65)に対してAlCrNは約38at%(Al:Cr=77:23)であり、AlリッチなAlCrNが耐熱コーティングの主役になりつつあります。
過酷な高温・高面圧環境に対応した新世代AlCrNコーティング“Acro”をお試しください。

高い耐熱温度と耐摩耗性(耐面圧)を実現

耐熱温度1000℃

AlリッチなAlCrN層を有するAcroコーティングシリーズは、PVDコーティングラインナップでは最高の耐熱温度1000℃を示します。

高面圧に強い

CrNの高い靭性とAlNの高い硬さを兼ね備えたAlCrN層により、Acroコーティングシリーズは高面圧環境で圧倒的な耐摩耗性を示します。また、耐摩耗性を重視される場合はAlCrN層の膜厚が厚いタイプをお勧めします。

ラインナップ

膜種Acro9AcrodiXis-Acro
外観色グレーグレーグレー
膜厚9±2μm3±1μm3±1μm
硬さ3000HV<4000HV<4000HV<
摩擦係数0.50.50.5
表面粗さRz≦4.0μmRz≦1.5μmRz≦1.0μm
密着性(Lc)60N60N80N
耐熱温度1000℃1000℃1000℃
処理温度500℃500℃450℃
処理サイズφ450×H550(mm)φ450×H550(mm)φ450×340(mm)
重量180kg180kg300kg
処理範囲外面外面深穴内面
Acroコーティングシリーズは全3膜種をラインナップ、用途に応じて最適な膜種を提案させて頂きます。

ダイキャスト金型への新提案

Acro9はダイキャスト金型のために開発された、耐久性に特化した新世代厚膜コーティングです。
特に耐溶損性・耐衝撃摩耗性・耐摩耗性に優れています。

Acro9の9つの特徴

3層構造の膜

9μmの3層厚膜構造

Acro9の厚膜3層構造は、密着層が基材との密着性を高め、傾斜層で衝撃を吸収し、AlCrN系耐摩耗層が摩耗を低減します。そのため、金型使用時に発生する様々なダメージを抑制します。

高い表面硬さ

表面硬さが3000HV

ビッカース硬さが3000HV以上の非常に高い硬さを持つAlCrN系耐摩耗層を最表層に使用することでキズが付きにくく、きれいな表面状態を維持します。

高い耐熱性

耐熱温度が1000℃

耐熱温度が1000℃を示すAlCrN系耐摩耗層を最表層に使用することで、ダイキャスト加工等の高温環境での寿命向上を実現します。
(大気炉での加熱保持試験による耐熱温度)

高い密着性

親和性の良い密着層

鉄系材料との高い親和性を持つ密着層を使用する
ことで、9µmの厚膜でも高い密着性を維持します。
(ロックウェル硬さ試験機の圧痕観察による
コーティング膜の密着性の評価)

PVD法による処理

処理温度が500℃以下

一般的なCVDは処理温度が高く、金型材料の焼入れ温度が低いと再度の焼入れ焼戻しによる軟化や、炭化物の凝集や脱炭による脆化が発生します。しかし、Acro9はPVD処理のため処理温度が500℃以下に抑えられ、様々な材料の金型に適用可能です。

窒化との複合処理

ラジカル窒化との複合処理で性能アップ

Acro9はラジカル窒化後の金型にも処理が可能です。未窒化の場合と比較して耐溶損性・耐衝撃摩耗性・耐摩耗性など多くの性能が大きく向上します。

高い耐溶損性

耐溶損性能が70倍

アルミ合金の溶損試験において、TiAlNは溶損が発生し基材が露出しています。
一方、Acro9は膜がしっかり残っており先端形状を維持しています。
さらに、Acro9を施したピンの溶損率はTiAlNの1/70以下に抑えられています。

高い耐衝撃摩耗性

耐衝撃摩耗性能が4倍

大量の微粒子を高速でぶつけて膜表面を摩耗させて耐衝撃摩耗性を見る微粒子エロージョン試験において、TiAlNでは投射量5gで膜が摩耗し基材が露出します。一方、Acro9は投射量20gでも基材の露出が見られておらず、TiAlNの4倍の耐衝撃摩耗性を実現しました。

高い耐摩耗性

耐摩耗性能が50倍

高荷重ボールオンディスク摩擦摩耗試験において、TiAlNは4mで膜が摩耗して基材が露出します。
一方、Acro9は200mでも膜をしっかり維持できており、TiAlNの50倍の耐摩耗性を実現しました。

切削工具から金型まで対応するオールラウンドAlCrN

全性能を進化させた新世代AlCrNコーティングです。切削工具、鍛造金型、ダイキャスト金型など、高温
環境での加工において寿命向上を実現します。

AcroはAlCrN層とTiAlN層の2層化により、
結晶を微細化し、高速切削時の膜剥離を抑制します。

切削工具の寿命を大幅に向上

ステンレス鋼の高速ドライ切削試験

熱負荷の高い難削材切削において、
AlCrN層が切削工具の摩耗進行を抑制します。

・切削工具:φ6mm、2枚刃、超硬エンドミル
・被削材:SUS304 (200HV)
・切削速度:100m/min(側面切削、ドライ)

業界初!!深穴内面AlCrNコーティング

深穴内面で成形するダイス金型の寿命向上を実現する深穴内面専用のAlCrNコーティングです。
高温、高面圧環境で圧倒的な耐摩耗性を示します。

高い硬さのAlCrN層単一構造により、
高面圧環境で優れた耐摩耗性を示します。
独自のデュアルビーム・アークイオンプレーティング技術“diXis”により、
深穴内面(L/D≒5)へのAlCrNコーティングが可能です。

耐熱PVDコーティングAcroに関するお問合せ

ホームページお問い合わせフォームをご利用下さい。
後日、担当者よりご連絡させて頂きます。
製品情報
技術情報
会社情報
採用情報
お問い合わせ

PDFをご覧いただくためには、PDF閲覧用ソフトAdobe Acrobat Reader DCが必要です。
Adobe Acrobat Reader DCは、こちらから無料でダウンロードできます。

Get ADOBE READER